さまよう猫 |
|
ガリガリにやせこけて餓死寸前で帰ってきた猫のミーの昔の話を紹介したが、
これはまこと少年がやがて成長し大人になってから、実家に戻る時に通過せねばならない、未来の厳しい生活(経済的ピンチ)苦難の大艱難時代の予言である。
まこと少年が子供の頃に、母が突如、秋になって思いついた「家の建て直し」で始まったことで、そこから起きる、猫の身に降りかかる暗闇とは何であろうか…?。
飼い猫から野良猫への転落であり、元の飼い主が、よその家に仮住まいで引越することになり、ゼンとかつえと私の三人で、ミケを抱いて松本のおじさん家に向かった。
|
|
放浪してやせこけて
帰ってきたミケ |
|
|
|
|
|
何度もゼンのひざに
頭をこすりつけた |
|
|
|
|
|
|
試練の大峠 |
|
平和を乱す不可解な暗闇の苦悩から脱け出すまでを、はるか50年前にミケ猫が先に演じて見せてくれていた。
「餓死しそうだ」という伏線を張っても気づいてくれない中で、最後の試練の大峠を越えようとしている。
読者よ、救援を求めるSOSのサインに気がついたならば、どうかぜひ早めに救いの手を差し伸べてほしい。
不可解な出現でも、特殊な運命に置かれた不器用な存在に、少しでも同情し、行き詰った者の悲しみを想い、
心から応援する気持ちで、今、私が何を必要としているのかを察知して、直ちに支援の心ざしを準備して頂きたい。
お願いしたいことは、祖母ゼンの空腹のミケへの気配りのいりこ入りご飯。
不憫な猫と孫の危機を見守って、いつでも助けてくれたゼンの武士道の魂。心。 |
|
|
|
幼い頃から、信は時々芳喜に似たしぐさをすることがあった。 |
|
|
|
|
|
福吉の海岸 散歩 |
|
飢えと寒さ
仮住まいの家に飼われていた猫との縄張り争いに負け、二度と近づくことも許されず、飼い主が呼んでも怖くて餌に近づけない立場に転落した。
宿無しの厳しい寒さと餓死への不安。生きる土台が奪われたミケ。
冬の寒空に震えながら忠霊塔の下の道を何度も行ったり来たりした。
仮住まいの家の怖い猫からいきなり強烈なパンチを喰らって逃げて二度と飼い主と一緒に居れなくなったミケ。
元の家の所まで忠霊塔を辿って何とか戻ってきたが、家は解体されて無くなり、どちらにも安住の場所を失ってしまったミケ。
こうして慣れない野良猫に転落して2ヵ月の間、飢えと寒さと暗闇の地獄をさまよい歩いたミケ。
やがて木枯らしが吹き、雪が降り出しても、餌をくれる優しい人も見つからず、野ねずみでも捕まえて食べる能力すら退化してしまっていたミケ。
よその家に餌をおねだりする勇気も、足元に擦り寄る愛嬌も無い不器用なミケ。お腹をすかして凍え死にするしかない運命に追いやられたミケ猫。
バッタもいなくなり、餓死寸前のぎりぎりで、正月近くになって元の家に飼い主が戻ったことで、ミケは何とかぎりぎりようやく命を留めることが出来た。
|
まだあどけない頃
忠霊塔にて |
|
撮影 紀生
自転車乗りの練習 |
|
|
|
|
|
|
|
|
中学生の頃
少年M |
|
|
|
|
(最近、まことは殉死した芳喜にますます似て来た…)ゼンは、もの静かになった孫を見ながら、ふとそう思った。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
祖母ゼン |
|
|
|
|
|
|
皆様にも支援協力のお願い。
西日本シティ銀行
前原支店 213
口座番号 3036609
イマガワ マサノブ
今川正信 宛に
振込支援の協力お願い致します。
前原支店 213 口座番号 303
6609
ふわんさん さんまさん るんるんおうきゅう
フワン(フアン)さん
サンマさん ルンルン王宮
と覚えてね。 ここは「閃き」で乗り越えて
どんな不吉や災いをも 転じて、福と成す。
大峠をのりこえるだけの、まとまった金額の協力を、縁ある皆様にお願い致します。
私は今、英霊のポチとなった芳喜さんの霊が率いる、帰れなかった幾十万の日本人の蘇った群集と共に、世を乱す世界の巨悪の象徴である鬼の退治に向かおうとしています。
血みどろの命がけの戦いになるかも知れない、非常に危険な道をあえて行こうとしています。恐るべき怪力を持つ鬼の大将。
歪んだ価値観の鬼を投げ飛ばし、東北の鬼の角(指導者)をへし折るまで、もう一息のところまできています。
今、軍資金がが底打ちになり、餓死寸前のぎりぎりで、飢えと寒さと暗闇の地獄をさまよい歩いたミケの立場に転落してしまっており、親族の皆さんからの暖かい支援をお願いしなくてはならなくなりました。
又、このページを偶然に目にされた方も、ぜひ世界中の皆様の支援の励ましをお願い致します。
万一、命を狙われる危険が迫ってもご安心下さい。腰には百人力のキビ団子を着けています。
|
信は全てに自信を失い、意志の疎通が完全に出来なくなっていた。
(どうせ自分は、みんなの邪魔者なんだ…)
みじめな気持ちになり、その場に耐え切れなくなると、裏山に逃げるようにして登っていった。 |
|
|
ぼんやりと海を眺めて過ごした |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
この塔に来る度に、床の間に置いてあった寂しげな兵士の顔を思い浮かべながら、「今井芳喜」という銅版の名前を指で撫でる癖がついてしまっていた。 |
|
|
(もし…自分の身に起きた不可解な謎を解く真理に出合うならば、家族、友人、そして大切な恋人までも全てを捨ててもいい…) |
|
|
忠霊塔 |
|
|