「この事件はですね。一番最初から間違いの元がありますと。ね、保険屋はですね。調査員が来てるとですよ。調査員が来てですね。全部ちゃんと見てるんですよ。車を引き出す時まで加勢しているんですよ。ね、調査のしかたが、みところ半、上べから、ぽっと見ただけでは判らんですよ。上辺だけ、見ても判らんですよ。家の中にあるものがどういう状態だったかは、家の中にいる者しか判らんですよ。(それも、これも、これも、被害を受けとるでしょうが)と言うても、もう、知らーん顔してる状態ですよ。ね
、
(電動車は始めから外にあったのだ)と。それを(メチャクチャに崩して、家に押し込んで、その上に車が乗りかかっとってたことを、あんた見とったでしょうが)て、言うても、せんやった。で、もう何日かしてからですたい、(中にあったんじゃなかったんですか?、中にあったと思っていたんですが、外にあったんですね)それぐらいの調査の仕方ですよ。始めから間違っているでしょうが、みところはんで、見積してから、出して、それで(念書を押せ!)と言われても、ね、(本当に調査してないから、はんこ押されん)と。反抗したんですよ。ね、そういう状態ですよ」「…」
「ね、それで(調査し直せ)と、電話しても、保険会社は、それでも何も返事しない。電話も無いですよ。調査も何もしないの!、ね、それで(念書に判を押さんやった)と言うているんですよ。それで、(もう、まあ、しょうがないな…)と言いながらも、あらましのこと、そういう念書を押す前に、判を押して、大工さんが来て、(修理する時は、あんたは(息子さんは、)どこかさいに行ってなさい)という風ですよ。どう思われます?。年寄りが一人おる時、ガチャガチャに家が崩されて、息子が心配して来ているのに、(あんたはどこさいか、よそに行っときなさい)と言われて、あなただったらどうしますか?、どんな考えになりますか?」「何にも言えないです」
「そうでしょ」「何にも言えないです」「そういうやりかたしてから、調査も、ろくろくせんどいて、そういうやり方だったから、(判を押さんじゃった)始めから判っとる。直接、それでしたら、保険屋とは話ができんから、(直接話します)と言ったら、ほんの前だからね、(直接、話します)と、今度は(電話もかけるな、話もするな)と止められたんです。ね。それで、保険屋のほうも、何も言うて来られなくなったもんだから、今度は弁護士に頼んだとですよ。で、弁護士も同じことを言う、(話するな、話もするな)と同じことを言うんですよ。(一任する)と一任されてるといっても、何も言うてきませんよ。
「(どうですか?)、と、(この頃は、何も言うて来ませんですか?)と聞きに行っただけですよ。それが(怒鳴り込んで来た)という書面に書いてありますよ。弁護士さんの書類は。ね、それで、電話もですね。本家の前に、軒先に赤い鳥居のある店がありますたいね、あれが風でガラスが落ちて、いっぱい、もう、道路いっぱいにガラスの欠片が飛んでおりますと。通学路ですよ。学校の小学生、道に散らかって、そこが小学生の通学路なのに、そこに、道いっぱいに散らかってそのままで危ない状態、ほっとかれますか?」「何ともいえないです」
「それを、車も通られんでしょ。車もパンクしたりするでしょ。その反動で、またどこさへ飛んでいくか判らんですよ。ほっとかれんから、前だから、それで仕方なく、電話かけました。それで(ガラスがあるから、片付けて下さい)と。(みんな迷惑するから)とで、電話したからと、そしたらそれを(電話したと、違反した)と、こうなる。しよるですよ。弁護士が書いているんですよ」「弁護士が。そんな弁護士がありますか」「…」
「デタラメばっかり」「それがおかしいと思われたら…」「だから、(私達が言ったかどうか、本当に判らんなら直接、自分で弁護士に調べに来い)」といいましたと、頼んでいるのに、ひとつも来ませんよ。いっぺんも、向こうの言い分だけを聞いてるだけ、いっぺんも向こうの言い分ばかり並べててますよ。それを元にあなたがたは、そういう書類を作るらっしゃるとなら、だいたい、間違いの大本がそこにありますとですたい。」「…」
「ね、そうけん。そこを言いたいとですよ。そこを調べもせんで、全然調べにもきてない。向こうの言い分ばかり書いてあるでしょ。そんなことで(ここの裁判所もどんな考えだろうか?)と、無実の者を罪になしてしもうて、(そんなやり方をするとでしょうか?)と思って疑いたくなるとですたい」「…」「判りますか?私達の庶民の気持ちを?」「仰っていることは判る、つもりでいるんですよ」
「え?」「言われていることは判ってると思いますよ」「だから、(調べて下さい)と言っても、あなた達が、話だけでも聞いて貰えるならですね、調べんでもいいから、(ああ、調べてみましょう)と一言、言われたら気分が安らぎますと。ね、(知りません。知りません。それをされません)と言われたら、(何ちゅうたもんか!)って腹が立つ、ほんなごと。」
「今日の手続きに関してはですよ、こういうことが出来る手続じゃないんですよ。それはどうしようも無いんです」「どうしようもないって、ありますか?」「どうしようもないです。出来ることと出来ないことがありますからね」「前ですよ。みんな出入りさしゃると、全部家から寝転んでも見える所ですよ。前は、な」「…」「痴呆症の人間が、その裁判所に出す、そげなと、書類は書かれますか?」「この前も見られたじゃないですか?」「自分の言ったことも判らないんですよ」
「で、この方を補佐する後見人という人が、いたわけですよね」「後見人?ないですよ」「あったじゃないですか?」「何がですか?」「見られましたよ。この前の委任状を」「あ、息子さんでしょ、繁ゆき(繁春の誤り)」「うん」「息子もですね、ひとつも、会うたことは無いですよ」「それは判りませんけど、それはそれで、きちんと手続きは済んであるみたいなんですよ。向こうは向こうで…。だから、何か痴呆の人が、直接、(何か指示した)ということじゃないんです。そこはいいですかね?」
「いいじゃないでしょ、判るでしょ。親父がそんな風にして痴呆症で運転して、事故を起こしとるとに、息子が太平楽な顔して、大きな顔しておられますか?、あなた方はどうですか?」「…」「もし、自分達の親が、そんなことしとるのに(事故して、同じ立場だったら相手に対して)知らん顔してられますか?」「しないと思いますよ」「ね、おられん筈が当たり前ですよ。一言ぐらいですな、(あー、親父がもう、ご面倒をかけました)て、ぐらいのこと言う筈でしょ」「…」「何も無いんですよ。言わんどいで、文句は腹いっぱい言うんですよ」
「…」「ね、それを、家の前を、通らにゃ行かれん所ですよ。自分達はしょっちゅう出たり入ったり、見とるとですよ。(ああ、今、誰が来た。玄関に誰が来とる)と、何もかんも見えるとですよ。そういうところに居ることを弁護士が、判らんから、(何も知らん)と思って、釘本春喜の名前を、何でも書類に名前を書いてあるけど、それが判ってるなら、それなりの人の名前を書くのが当然でしょう。そうじゃないですか?、書類を書くときには」「お話がよく判りませんでしたけどね」「え」「お話がよく判りませんでしたけど」
「もしですよ。私が話しても、他の誰かが書いても、(代筆は誰で)と、ちゃんと書かないといけないでしょ書類には」「…あれはね、委任状は、誰が書いても良かったんですよ」「書類には、何の書類でも、え」「息子さんの権限で、書けた書類なんですよ。弁護士は弁護士の権限で、書けるんですよ」「そうでしょうが、それが勝手に弁護士が作って、書きよるとでしょうが」「頼まれてるから、…勝手に弁護士が、そんな書類を作ったなら、大変なことでしょう」「そういう大変なことを、しよるから言いよるとです。勝手にやっているんですよ」
「それは、勝手にやってる訳ではないんじゃないでしょうか?」「いいえ!」「頼まれてるから、代理権に基づいて、やっている訳ですよ、弁護士さんが」「いいえ、言うてもおらんことを勝手に書いているんですよ。こっちが言うてもおらんことを、勝手に書いているんですよ」「それが(おかしい)ということを、主張されたら、おっしゃるのが裁判と思いますけどね」「そうですよ。みんな言わっしゃるれるですよ。誰でも、(どっちがどげんなっているとね。話が判らん)と、(そげなことがある筈がなか)と。みんな言われるですよ。そんなある筈がないことが起こっているんですよ」「だから、(そこがおかしかった)ということを確認して、(もう一回、トラブルを解決しましょう)という手続きを、進められたらどうかな、と思いますよ」
「今の世の中は、ひっくり返ってしまってますもんね、この前テレビで言いよったでしょ?、警察もあのう、色んなことをしよりましょうが、そいで、この頃、捕まったとありましょうが、はよう、(もう裁判官も、あの、あれも、弁護士も、逮捕された)と言いよりましょうが」「あります」「今、そんなこと、昔なら、(そんなことがあるとやろうか?)と疑いたくなりますよ。今は平気でと、テレビでいいよるから」「…」「今は、世の中どうかなってしまってますもんね。今の世の中、」「…」
「そうけん、肩書きばかりだけでも、私達は、貯金でもですね、あたしは(名前だけ裁判所と出しているのじゃなかろうか?)と私は思いたくなりますよ。ね、裁判所なら裁判所と、堂々と書いてよか筈でしょ?。人の金を出すのに」「あそこに書くのは裁判所じゃなくて、ゆうちょ銀行さんが、どうするか?の話ですから、何とも言えないですけど」「一般的なあれですよ、そうなるでしょうが、なんとも言えないのは判りますよ」「ゆうちょ銀行さんが、されることは、何とも言えないですよ」「あなた達が言わっしゃるのは。判ります。だけど、(人の貯金を黙って取る)ということは、罪でしょ。ね」「勝手に盗んだら、人のものを取ったら罪です」「ね、何にも書かんでですよ。白紙でですよ」
「今川さんにね、知らせる前に、引き出しが出来ないように、その前に、ちょっと移しときます。ということで、ゆうちょ銀行の中でされた状態なんですよ」「そうなら、そうのごと言うてくれればいいでしょ。知らせをした筈でしょ」「で、後日、知らせがあったでしょ」「こっちが調べて初めてそれが判ったんですよ」「ああ、本当ですか…。ああ、裁判所からも、こういう差押を受けましたよ。という命令が送達されてきて、受取が無かったですけどね」「何にも無い」「受取が無かったですからね」「一般の人が通帳から、人のものを黙って引き出すちゅうことは出来るんですか、人のものを」「それは出来ないですよ」「出来ないでしょ。何にも書いてないですよ。ここには」
「それは、ゆうちょ銀行さんがされることだから、何とも言えないですよ。本来はね、判らんですけどね」「あなたの言わっしゃることは判ります、一般的に考えてですよ」「うーん」「(人のものを黙って取る)ということは出来ん筈ですよ」「うーん」「ね、その訳をちゃんと前もって知らせるのが、当たり前でしょうが」「(知らせるかどうか)というのが、何も言えないですがね、前もって知らせることが妥当かどうか何も言えませんが」
「人のものを取る以上は、そうするのが当たり前でしょうもん、黙って取るのは泥棒と一緒ですよ。黙って盗るということなら」「黙って取ったら泥棒ですよ」「え」「黙って取ったら泥棒ですよ」「泥棒でしょうが、黙って盗っとっちゃから、書類を見せたでしょ。私が日にちがズレてから、一週間ですよ。11日には下ろしてあるですよ、手紙は15日の日付ですよ」「うーん」「ね、先に黙って。先に取ってるということでしょ」「時間が開いたのはそうかも知れませんけどね、ただね、今回のような引き出しは…」
「それはどういう訳で…と言わっしゃった?今」「で、もし、あらかじめ、(この預金は引きますよ)て、お知らせすると、人によっては、(そんな引かれたら困る)と、自分で下ろす人もいるでしょ。でしょう?」「なんですか?」「預金を引き出しちゃうでしょ。取られると、あらかじめ判っていれば、で、この手続きというのは、ね、判決という原義に基づいて、(この人の持っている財産を押さえよう)という手続きですから」「前に言ってよか筈ですよ」「知らせる前に」「え?」「一旦、勝手に引き出せない状態にするようになっている訳です。但し、何でそんな事をしたのか、後で判るように、裁判所から書面が行くんです」 ※ 裁判所の人間はどうやら常識が無いようだ。
「もう、弱いものいじめですね、ほとんど」「で、一旦そこに残っているんですよ。で、それが(おかしい)ってなれば、それを残ったまんま、自分のところに、取り戻して貰う為の手続きはあった筈なんです」「その、手続きをしたのは誰ですか?」「ん?」「郵便局にその手続きを出したのは誰ですか?」「ん、命令を出したのは裁判所です」「はい?」「命令を出したのは裁判所です」「え、裁判所の誰ですか?」「命令を書いてある裁判官なんですがね。見られたと思いますよ」
「あ、聞きましたよ」「あ、今回の手続きの債権差押命令のと同じですよ、同じ手続ですよ」「…」「関川、亮介」「はい、そうです」「この人が命令した人ですね?」「そうですね、弁護士がそういう命令して…」「ちょっといいですか」「これは原本なんで」「はい、判りました。ちょっといいですか?、これは全然ね、こちらは見たこともないような書類ですよ。これは」
「はい、郵送したけども、受け取りが無かったから、裁判所に戻ってきました。この前、お知らせしましたよね?」「受け取ってないからですね」「受取拒否されて、(要りません)と言われましたね」「そうですよ。だから、取り消して貰うためにね、うん」「で、(中身はこういうものなんだ)ということで…」「受け取った時点でね」「はい」「(それを確認した)ということになるでしょ。ね」「まあ、それを言われるのは構いません」
「全然、受け取ってないまま、相変わらずね、差押で、引き落としされているんです」「(こんなものが、出来るのか?)とのご質問があったので、(受け取ったとみなす)ということが出来るという規定があって、法律に基づいて。と言いましたよね」「聞きましたよ」「ということも言いましたよね」「そうすれば、あれですたいね、裁判所から来た書類は、何で釘本春喜の名前を書いてあるとですか?」
「手紙?」「債権者が何とか書いてあるあの手紙には」「ああ、釘本さんが、弁護士にお願いして、弁護士さんが裁判所に書類を出したんですよ」「…」「だから裁判の時と同じですよ」「弁護士に、春喜さんが、そんなことを話される筈がないですよ」「うん、こちらには(弁護士さんに頼みます)という」「何年か前に、お寺の会計をしてあったの、で、自分で書いたあれが、書類が読みあげが出来なかったんですよ」「うん、で、同じように、息子が後見人で、息子さんが弁護士に…」
「事件の名前をちょっと教えて貰えますか?」「何、何の事件ですか」「この事件は?」「今回の手続は「債権差押命令申立事件です」「えーと、あ、これのはですね、事件の名前がいっぱいあるからね、よく判らないんですよ。事件の…債権差押?」「それには書いてないと思います」「書いてないね、事件の…番号をキチッとね、書いて貰えませんか?」「これですね、事件番号」「これですか? 事件番号、ルの1576」「そうです。ルの1576ですね。はい、これが(債権差押命令申し立て事件)なんです」「うーん、他にもありますよね」「他とは?」
「1260号」「それはですね。この債権差押命令に基づいて、最初に説明したとおりなんですけどね」「はあ」「三井住友海上火災株式会社が、差し押さえられたお金を、法務局に供託してるわけですよね」「…」「供託してる訳」「横取りする権利って言ってますね」「え!…誰が言ってるんですか?」「聞きましたよ。泉さんに、ハハ」「…判りませんけど、ハハ」「…」「でね、第三債務者として、えー、三井住友海上火災株式会社が」「は」「福岡法務局に、差押をされたお金を供託しているんです」「…それは判るけどね」「はい、その供託をして、(供託をしましたよ)という届出をしている訳ですね」
「この時点で、事件がね、本件と別件がね、一緒になっているでしょ?」「ん?」「その、お金の清算というかたちでしょ。これ」「え」「弁済の手続きというのは、既に、事件を統一処理しているんですよね。すでに、この時点で。(前の事件と相殺しよう)ということでしょ」「前の事件というのは?」「前の、債務不存在の、この時点で、そういうことでしょ。そういうことでしょ?」「損害賠償で110万円の支払を命じられた、その判決に基づいて、差押の手続が取られました」「うん、前の事件はどうなっているんですか?」「支払を受けるために」「(前の事件と相殺しよう)と最初からかかっているでしょ?。払うべきものを先に払ってからね、進めていけばいいのにね」「それはこちらには判りません」
「だから、だから、その弁済というね、書類手続きがおかしいんですよ」「弁済というのは」「最初からね、うん」「…というのは差し押さえたお金を弁済しますという」「だからね、手続きがね、道理から外れているでしょ」「…」「被害者にね、弁償もしないで、難癖をつけてね、別件でね、相殺しようというかたちになっているでしょ?」「それは判りません」「判らないじゃない、事実、事実がそうでしょ?。事実は(賠償して貰えない)という状態に、持ってきたんです」「賠償請求というのは、それはそれで、どうされるかは、判りませんけどね、今川さんの場合は」
「こういうね、手続き以前にね、人間としておかしいでしょ?。こういうことは」「(人間としておかしいでしょう?)と聞かれてもこちらは、お答えできません」「卑怯千万なやり方をしてるんですよ」「そういう怒りがあるんであれば」「払うべきものも払わないでね、難癖をつけて、人の上げ足を取って」「手続き、言いましたよね」
「手続き自体がね、おかしいことを、平然とね、やり続けていることが裁判所なんですよ。こういう裁判所の知識を生かしてね、こういう悪辣なね、やり方をしているのを裁判所は放置しているんですよね」「あの方は、高橋弁護士は弁護士の資格を持ってますよ。弁護士として活動出来ますよ」「だけど、本来の弁護士のね、足を使ってね、調べるということをしてないんですよ」「それをね、ご自身がするのか、周りいる人がするのかは判りません」
「誰でもいいからね、部下をね、差し向けて、事情を聞きに来させるとかね、するならいいですけど、全くしてないですよ。ただ書面ばっかりね、頭にあるんですね」「ああ」「こういう弁護士は珍しいですよ」「そうなんですね?」「うーん、(手続きでね、何とか出来る)というね、そういう弁護士というのはね、特殊な、ね、活動をする訳ですよ」「判りませんけど」「ね、そっちの方向でしかね、頭が動かないんですよ。それに振り回されているのが、裁判所の職員なんですね、うん」
「されているかどうかは、判りませんよ。フフフッ」「そこから、批判も出来ない、ただ従うだけ」「どうなんでしょうか?」「実に嘆かわしいことではないですか、これは?」「(出てきた問題を処理する)というのが、ルールに則った我々の仕事です」「だから、だから」「もういい、もういい」「元ね」「だいたい、今日は、どういう訳だったんですか?」「だから、説明してるじゃないですか?、最初からご説明しているじゃないですか?」
「ちょっと、いいですか、有吉さんは書記官ですね」「そうですよ」「この人は何に関わった人ですか?」「この前も聞かれたでしょ。言いましたよ」「もう一回説明してください」「あの、正本、判決正本ていうのを」「はい」「交付した人ですよ」「ああ、交付した人ですか、何でこんなにたくさん分かれるんですか?、ひとつの手続きに。たくさん出てきていますよね、人間が」「そうなんですよね」「一体、誰が責任を持ってね、まとめるんですか?間違った事件を聞いた時に」
「判決を出したのは裁判官ですし…」「だから、関川さん、こちらがね(話をね、させて貰えませんか?)て、お願いして、出来るんですか?、これは?」※●「しません」「しないでしょ。じゃあ、誰が責任を持つんですか?、この判定に対して、このね、差押の判定に対してね、意見がある場合に、裁判長…」「命令に不服がある場合に、郵便を受け取って一週間以内に、手続きですから」「その手続きのことはどうでもいいんですよ。こちらは受取拒否をしている理由を書いている訳なんですから」
「どうでもよくないですよ。今川さん、どうでもいい話ではないですよ」「裁判所がまっとうな裁判をしていれば、それは受け入れますよ。ね」「どうでもいい話では無いですよ。手続きの説明をしているんですから」「手続きじゃあなくて、こういうデタラメな判定を下したね、(裁判所の、その後のね、送達はね、全部、受け取れない)と言っているんだから、主張しているんだから、最初から最後まで」
「これがね、原因がそこにあるから、まず、そこに戻ってね、キチッと正した上で、(納得させた上でね、受け取れるようにして下さいよ)と言っているんです」「最終的には納得を得られるかどうか、それは判らないですよ」「だから努力はして下さいよ」「無理なんですよ」「だから、これだけね、(間違っているからね、最初からね、調べなおしてくれ)と、言っているんですから」「(出来ないから、出来ない)と言っているんですから」
「そうじゃなくて、(調べましょう)というのが本当のね、正しい答えですよ」「正しいかは判らないですよ。こちらのルールに則って答えると、それは出来ないことだから」「最初から(しない)ということでしょ。それは」「裁判所が決めたのは、最初、裁判所が手本を見せたんですよね。そうゆう風にすることを」「そうですよ。何で受取拒否したのかは、裁判長のね、判断、行為、ね、態度でね」
「意見がありますと言っても」「…」「そういう人の意見をね、聞かないような裁判長がね、まず、見本を示したんです。それを真似しただけですよ。こちらは。それで受取拒否になったんだから、まず正すべきものを正さないと、こちらはね、合わせられないんですよ」「いや、合わせられないから、ここに至っている訳です」「だから、その裁判長のやりかたをね、きちっと反省、謝罪もなくね、こちらがね、再び受け入れることはないでしょ?」「…」
「何でですか?」「そうでしょ?。正すべきものをちゃんと正さないとね、こちらは歩み寄れないと言っているんだから」「いや、歩み寄るか、寄らないかどうかは」「こういう(デタラメな判定をして、すみませんでした)と、言わなきゃね、次に進めないことですよ。これは」「それは、次に進めないつもりがあるんだったら、それは構わないですよ」「だから、進められない。それをね、ちゃんと聞いて下さい」「ご希望に沿って、解決に進む為には、(こういう手続きがあるんじゃないでしょうか?)ということを提案しているんです」「そうじゃなくて、藤田裁判長にね、あなた方は言わなきゃならん訳なんですよ。苦情、意見がね、来てるから、(この通り、こんなことが起こったんですか?)と、うん」「関与してませんし」
「あのね、(法廷の場でこういうことが行われたならね、ちょっと問題じゃないですか?)て、書記官の立場でね、言わなきゃならんでしょ」「何を?」「事実だったら」「そりゃ、そうですよ」「被告がこういう目に遭っているんだから」「仮定の話にはお答えしません」「仮定じゃなくて、事実ね、記録を」「記録を見てないから判りません」「だから、それをちゃんと主張しているんだから、それを問いただして下さい」「もうよかよか、もう」「もう何度言っても、同じようなやりとりになっちゃうんですけど」「うん、だからね、ちゃんと意見をしているんだから」
「だから、もういい、もう裁判所というところは、そんな風で、自分達の都合悪いところでは、何も聞かんようにする、こういうことをするような裁判のやり方だということは、よう判りました」「そこを、どうにかしたいんだったら、さっき再審ということを言いましたが」「(話があります)と言うても聞かないで、立ち上がる裁判長なら、何を意見は言われますか?、見本を見せたようなもんじゃないですか?」「だから、その裁判官の判断がおかしいんだったら、(正しい裁判をやって下さい)ていう権利はあった訳ですよ。言われたように再審の手続きを」
「…」「今、現在、どうされるか、という話で、さっき」「第一番目に、最初からですよ。あの、(ただ裁判所に出て来い)というだけの、訳も何も書いてないんですよ。出てきたのは、(何の為に呼び出したのかを、ちょっと話して下さい)と聞いても、一言も言わないんです」「…そこは、(どうなったのかなあ)と判らないですけどね」「何のために来たのか判らんような状態ですよ」「無罪、何も罪も無い人間を黙って、引っ張って連れて行って、(そこに入っとけ)て、理由を絶対に言わないんですよ」「そこのところは、説明が足らなかったかも判りません。それは」「だから、そこの判らんから、説明してくれればいいんですよ」「説明が足らなかったかも判りませんよ」「何回も聞くけど、絶対に言わんとですよ」「もしそうだったとすればね、(それは申し訳なかった)かと思いますよ」
「絶対言うてないですよ」「ん」「そいで今、どこかに行ってしもうとるでしょ。猿渡。始めから」「うん、今」「始めから写真も出して見らっしゃっても、あったのに、写真のとこだけはずして、パッパッパとはずして、見らんごと風に、(今そこにあったでしょうが)と言うても、すぐバタッとたたんで、(今、そういう事件になっていることはハッキリわかっとるでしょうが?)と言うても、それを取り上げんですよ」「今、そう言われてもね、何とも言えんですけどね」「係が違うから、そうでしょうけどね、最初から間違っているから、(間違っているのを調べなおしてくれ)と言っているのに、(それを調べてやる)って、そういう人がいないでしょ」
「でもですね、教えて下さい」「調べて、始めから、やり直す手続があると申し上げたんですよ」「で、その(訴え直す方法がありますよ)と申し上げてるんですよ」「最初に、(何で早く言って貰えんやったやろうか)と思ってですね」「もっと早い時に?」「うん、そうですよ。早いときに、言ってくれりゃあ」「ああ」「裁判所に最初に言うているのに、何にも、全然言わんやったですよ。いくら言っても、言わっしゃれんですよ。何のためにここに呼び出したのか、いくら聞いても言わっしゃれんやったですよ」
「それは説明が足らなかったかも判らない」「え」「うん、判らない。こちらには判らない、それは説明が足らなかったかも判らないです」「今はどこさい転勤して…という話ですけど、それも疑いたくなりますよ。(もう、逃げて行ったばいね…)と疑いたくなりますよ」「そうおっしゃられたんですけどね、そういう気持ちになるのも、無理は無いかも知れんですけどね」「本当に、もう、私達にすれば、ほんなごと、(裁判所そのものが弱いものいじめする所だ)と、疑いたくなりますよ。何も罪も無い人間を、差押したりなんかして、どういう訳でそんなことせにゃないかんですか?」「…」
「ちゃんと損害の弁償でもしといて、それから、それでも(足らんからもう少し出せ)ということなら、文句もありようもあるでしょう…から、判ります。(話しましょう)と」
奥さんはですね、その日、事件があった日に、その場に来てね、(申し訳ありませんでした)と、(私がついつい、移動してと言うてしもうたから、こんなことになって。すみませんでした)と。(娘の車だから、ね、娘の車の保険かけとるから、それで賠償します)とその場で言われたんですよ。まだ車がそこにある時に。ね、そうしとって、話がクルッと変わってしまって。だから、こっちは何にも、そんなに(いくらくれ)ととか、何とも言うてないですよ。始めは」「話が違ってしまって、変なことになってしまったのですよ」「言うてもおらんことを言って、電話かけたどでも、(ガラスが落ちているから危ないから、来て下さい)と電話かけても、(電話かけたから罰金を出せ!)と、こういう言いかたでしょ」「うん、だから、車で家が壊れたんだから、この分を、直すのに、これだけお金がかかるからと…」
母と泉書記官とが、まだ話し続けている。
私は安永氏に質問した。
「これを説明して貰えますか?」「何を?」「この内訳を説明して貰えますか?」「内訳ですか」「はい」「ああ」「結果的には、 弁済金というのは…」
テープA →反転 テープB ●
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