「ああ、はい、そこでですね、嶋田さんと話をしたい、ということであれば、事故係にその旨を相談して貰えますか」「事故処理、物件事故処理、人のケガがない事故処理、通常ならば、ここで、こういう事故があったのっだ。車の状況とか、建物の損害状況、ここまで、という、そのまでしか出ない。いいですか」「はい」
「そのう、玄関を見れば亀裂が見れるんですけどね、それが出てないんですかね」「解らないんですけど、処理そのものが、どういうものか解らないですけど、車と車がぶつかって、事実を証明するものなんです。あるじゃないですか、だ、事故があったとして」「その亀裂が出てないと」「出てないと思います」「そしたらこれは、木下さんに聞いて」「聞いて貰って結構です」「そして、事故のあの、記録みたいなものは」
「事故の記録は、事故を証明するだけでしょうね。何時何分、こういう事故があります」「それは出てない可能性があるんですね。全然」「そうですね」「家が倒壊するとか、全然出てませんよね」「そうですか、そうすると事故があったことを確認するだけ」「事故証明、聞いたことありますか、ああ、本当に車と車の事故、現場の状況とか、この何対何とか、ですからその、今川さんの求める、家の損壊状況は出てない可能性がある」
「これは、釘本さんのほうから依頼したことになっているんでじょうか?」「どういうことでしょうか?」「加害者の方から、加害者のほうに言って下さい。と、依頼したかたちになっているんですか、どちらからでも関係ないです。ここに今川さんとこの、今川家の玄関に、突っ込んだと」「釘本さんが言うには、言い訳として、(保険屋が、『人身事故じゃなかったから、届けなくていい』と、言われたから、届けなかった)と」「はい」「手続として、こちらが言わなければ、届けなかった可能性があるんですよね」
「例えば、110番の連絡があって、行くじゃないですか」「はい」「車が、警察に届けなかったということがあるんです。実際にですね」「そしたらですよ。(家のほうの検証というかたちについては、中のほうまで踏み込んでない)という可能性があるということですね」「そうなると思いますよ。そこをするのは、相手側の保険会社ですね」「そしてですね、事情聴取だけで終わっているとしたらですね」「」「供述調書とか、いうことにはならないですならないです。運転手さんに、何でこういう事故になってしまったのか、聴取する」「あのですね、(痴呆症じゃないか?)という話が出ているんですけど、そのことは出てませんか?」「…」
「(私がうっかり車を動かすように言ったもんだから、こんなことになってしもうて、すみません)と言われたんですよね」「その点は出てないと思います」「大事なところですよね」「聞いて下さい」「」「最初の奥さんの証言から、色んなことが推察されるんですね」「(車を移動しろ)という、娘さんの車で、オートマなんですよ。それをですね、春喜さんが運転する操作する能力があったのか気になるんですよ」「・・・」
「春喜さんがそういう症状があるのに、依然として、免許を持っているなら、また(移動しろ)と頼まれて、取り上げて、家族がみんな知っていて、運転してはならない。これはですね、危険性がまだ去っていなから、まだ不安がある、え、不安があるから、ハッキリして貰わないと、繰り返されると困るから」「どういうことですか、誰に聞くんですか、これは木下さんに、今川さんが、疑問があるんだったら、直接、担当した方も、(連絡があれば、対応します)と言ってます」「はい、じゃあ、聞いてみましょうかね」「そしたら、わざわざ、すみませんでしたね、ありがとうございました」 |