避難準備            10 11

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 事故直後から、当方は、倒壊の危機に追いやられて、命が脅かされることになった。だが、交渉が決裂して、予想外に長引きそうな状態になってきた。いくら説明しても、受け入れない加害者の判断力の無い、対応には、いつまでも期待できず、もう任せられなくなっていった。

 歪みが始まっているのか、
倒壊の予兆音がするようになって、高齢の母は不安な思いになって、眠れなくなった。仕方なく、当方で、避難準備をしていくことにした。まずは、倒壊への歪みが進みつつある中で、万一、急に崩壊が起きてもいいように、いつでも避難が出来るようにしたほうがいいだろう。ということで、近辺の貸し倉庫、貸し空地などを探した。

 だが、中々見つからない。方々を探していくうちに、ようやく、ある
空地が見つかり、その不動産に交渉することになった。隣近所の境界線の争いの無い所である事、これが母の最低の条件であった。ところが、とんでもない事態が待ち受けていた。必死で避難先を探しているのに、残念ながら、こちらの思い通りにはいかないことになっていった。仮契約した後に、倉庫を建てる直前になって、様々な問題が出て来たのだった。
 

 築10年の新しい倉庫をそっくり移築できる
という、耳よりな話が突然、やってきた。
 

避難の対応、引越し先、 倉庫探しの対応
移築の話を持ってきた○○建設との会話

 

 ○○建設 ○○社長 黒字        当方、今川正信  青字

 

 「○○さん、こんにちは、どうも、どうも、この前の件は、どうでしょうね」「えっとね、見積の件」「忙しいんですか、すみません」「まだ出来てないですが…」「まだ、出来てない、えーと、そしたら」「大体、持って行きます」「大体、移設と解体、と「費用としては」「そうですね、まあ」

 「あの、半額とか言われていたから、一番安い見積、金額500万の半額ぐらいで考えていいんですか、250万円、そのくらいで」「大体、それくらいでしょ」「250万ぐらいです。それでですよ。○○さんは、あそこの近くの仕事をちょくちょく、されたという、ことを言われていたですね。依頼されて行かれたという話」「空地と、風のいえ」

 「そしたら、中とか見られたんですか、家の中の、どういう修理が多かったんですか「ああ、えーとですね。長く放置してあったからですね、雨戸、網戸の張替、屋根のコロニアルが2、3枚飛んでいたとかです、うん」「傷みが早い、そういう話を聞くと、何かあるんですか、あの辺は・・・?」「あの辺は風当たりが強いんですか」

 「うーんと、風が強いという感じがしなかったですけど「あの住宅は、どのくらいですかね、うーん、2、30年すれば、ああいうのは寿命ですから、もう駄目ですよね」「ああ、何か、地盤の関係とか、そういうことは」「目だったものは無い」「風だけならいいですけど「風は、何処でも当たりますけどね、吹きさらしですけん、当たりますけどね」

 「いや、あのです。一応、あそこに建てて貰う予定で進めていたんですけど「はい」「隣が少し高くなっていて、膨れているでしょ」「はいはい」「ええ、ズレテいたんですけど、基礎工事の時に、崩れる可能性が出てきたんですけど「あああ」

 「どんな風ですかね」「ベッタリは出来んですもんね」「ベッタリ?」「1メーター半、50センチは、境から、離さないといけない」「境、だいたい、基礎は、どのくらいされるんですか」「ああ、全然、掘らないで」

 「ベタコンクリ、で、そのまま、昔、ヌノ基礎というのがあったんですけど、ベタコンではなくてですね。昔は、掘ってましたけどね。逆に隣の同じに盛り上げてもいいかも」「隣と同じ」「地盤が高い所ではないから、後になるほど、高めになりますね。道も上がってきますからね」

 「高めに建てた方がいいんです「そのほうが、隣に家が建つ場合にどうなるか判らんですけども、隣は高いですですけんね」「ははあ、土盛りをして、同じぐらいの高さにする方法もあるんですね」「ああ、そうですね、やっぱり、地盤を扱えば扱うほどお金がかかりますからね」「隣の人がですね「はい、ああ」「行くえ不明に近い状態でですね

 「お母さん。ふるさとかなんかに入ってあって、たまに帰って来られた時に、草刈とか依頼されてですね。修理とか、色々あるんですけどね」「住んでらっしゃる」「連絡先は判りますけど、娘さん2人は2人共、嫁いであって、持ち主ではないんですよね」「そしたら、なんか有った場合に困りますけどね」「連絡先は判りますかね」「でも、娘さんでしょうね、お母さんはもう年で、判断力が、どうか、歳ですかね」

 「良かったら、電話番号を教えて貰っていいですか今はちょっと、後でいいです。じゃあ、後で、見積と一緒にですね」「はい」「そしたら、1メートル離して建てるとして、ですよ」「はい」「移築が、可能かどうか、移築するという形で」「大丈夫です、充分入ります」「掘るとまずいから、ベタでやって、うーん、建てて貰ったほうがいいと思いますけど、掘るとまずいから」「ベタで建てて貰ったほうがいいです「」「それは強度的には、どうですか」「建築基準法ではクリアです」「弱いとか、倒れやすいとか無いですか」「新築でそうやっています」

 「大丈夫であればいいんですけど「うん」「そしたら、そういう工法があるんですか」「そうですね」「それは、あれですか、ベタでやると、ズレたりしないように、ただ地面にポンとするんじゃなくて、地面に」「頑丈にしようとすれば、やろうと思えばいくらでも、出来ます。ボーリングとか、やろうと思えば免震構造にも」「ただ、下だけそんなにやっても、上が」「そうです、いや、地盤がです、振動で崩れたりしないように気を使わなきゃならないので、プレハブみたいな情況で、風が強いとなったら、飛ばないように、最低、いや、可能ならばあれでいいですけど

 「そしたら、隣の空地と同じ高さにするという手があるんです「そうですね」「土を盛って、」「そうですね」「大体、今の、ブロックが1センチずれているんです「ああ」「膨らんでいるんです「ああ」「ちゃんと元に戻してくれれば、うちのほうで、ブロックをギリギリに、造り直してもいいということなんですが、間の人が、でも、なんか崩れたり、半分持ってくれとか、そういうのは協力出来ないということなんですよ「ああ」「ブロックをして貰ったらどうでしょう」「ブロックをです「建物が建ってからでは出来ませんからね」

 「今のブロックを撤去してからでないと、出来ませんから、こちらからやろうと思ったんですけど」「どっちみち1センチずれていますから、正確なものにならないから「はい」「そういうことを考えて、まず、そっちの方をやらないといかんでしょうね」「そうですね、それをするなら、建てる前ですね」「家の周りだけ、少し盛り土をして貰って、うちの方を隣と同じ高さにしたほうがいいのでしょうか「そうですね」

 「まあ、あれくらいの倉庫であれば、あんまり、風当たりとか考えなくてもいいでしょうか?、ガッチリ「思いますけど、隣の建物は2階建ですね。高いですよ」「ああいうのは、危ないです」「結構、風が当たって、その傷みをやっとる訳ですね」「判りました。その辺も見といて貰えますか、大体、隣の空地に1メートル離して建てる予定でですね。それで、あ」

 「もしもし」「はい」「すみません」「すみません「呼子におるんですよ。電波の通りが悪いんですよ」「ああ」「えらいまた、遠い所にいるんですね」「実は、呼子の物件もですね、移築するんですよ」「もしもし」「呼子の方の家を、前原の方に移築する予定なんですよ」「ああ、移築ですか」「これは古い家で、古民家の移築で、慣れております」「はあ、そういう、依頼があるんです」「そういう風な需要が増えているんです「好きな方がいらっしゃいますからね」「風格が違いますから「新しい建物とは違った、風あいがあるんですね」

 「うーん、そしたら常に勉強です、そういうものは」「まあ、そうですね。中々、…あのう、だから、色んなことがいっぱいありますからね、フッフ…」「ああ、そしたらですよ、そういうことで、そんなに急いではいないんです。撤去のほうは」「そうですね、何ヶ月とか、そういうあれでは無いようです」「何ヶ月、・・・ではなくて、そしたら、一年ぐらい、で」「あの土地を売るかも知れんていう」「ああ、売る予定で」「そしたら、家が無いほうがいいということで、解体しようかね…ということで」

 「ああ、そしたら、じゃあ、緊急に引き取ってくれということじゃないんです。決めないといけないのかなあ、と思っていたもので、判りました」「そしたら安心しました」「他にもしてあるかも知れないからですね」「ああ、じゃあ、唾はつけておかないといかないです。はい、判りました、じゃあ、一応、話はそれで進めて貰えますか、そのまま「判りました」「雨が降りそうですね」

 「え、雨が降りそうですか。えー、そしたら、そっちの解体の方は、忙しい状態になりそうですか?呼子の」「呼子は、雨が降る前にバタバタ」「呼子のほうは、もう決まっているんですか、前原の移築は、工事のほうは、始まっているんですか」「始まっています」「なら大変です「いつも大変です」「はいはい、判りました。じゃあ、すみませんが宜しくお願いします」「どうも、失礼します」「はーい、失礼します」

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