我家が理不尽な隣家に囲まれ 様々な被害を受けてきた苦難の物語である。そしてそれは 母がこの家に嫁いで来た時に 舅の喜平からいきなり聞いた話に始まる。
この地域には 村を見下ろす忠霊塔の丘がある。その忠霊塔に登る道に向かう福井区と吉井区との境の道があるが この道の上を犯して家を建てた裏側の家(元旅館の家)が紛争の元凶である。
先に我家が何十年間も借りていた土地を 道を隔てて この元旅館の家が 横から勝手に買い占めて 福井区の土地を手に入れたことから
土地争いのトラブルが始まった。今まで何事も無く 借りて使っていた我家にとっては はるか前からの堂々とその土地を借りて使ってきただけの正当な理由があった。
それは 昔の本家と分家で隣同士で住んでいた頃に起きたことである。きれいな水が出るということで
本家が 隣との境界のど真ん中に井戸を掘りたいという話になった。
分家には井戸の傍に便所があったが それが気持ちが悪いということで
どこかに遠い場所に立て直してくれということで 井戸との交換条件で 裏のほうの土地を使っていいということになった。「裏手の土地のほうに便所を移して建ててくれ」ということになった。
だが そういう昔の話のいきさつのことを全く知らずに(長年の間 お金も払わずに 無断で人の土地を借り続けている)と 勝手に思い込んで 横から 突然 何の相談も無く その土地を買い占めた裏の家が
お宅の小屋がうちの土地に建ててるから 「立ち退くように」と いきなり言いがかりを仕掛けて来た。地図
母は その時 初めて かつて自分がこの田舎の家に 嫁として嫁いで来た時に 舅からいきなり聞かされた
言葉を思い出した。「この土地は
井戸との交換条件で使うことになった。そのことを先に言っとくから 忘れんごと、よう覚えておかんといかんばい!。」といきなり 嫁いだばかりの何も判らない自分に話した
舅の言葉の意味が蘇ってきた。重要な内容であったことを 改めて蘇ってきた。 省略■(詳しい話は別の記載で述べる。)
この内容は 自伝の小説
「光の道を備えよ」の中にも出てくる。(編集中)
その後 我家への立ち退きの話は こじれに こじれて 長年にわたって土地の紛争が続いていくことになっていく。本来 区の境となる道の上に 家を建てたこと自体が間違いの元である。これは見つけたら即刻 役場からその元旅館に対して
「立ち退き」か 「解体命令」を出すべき問題である。
万一の 厳しい措置を警戒してか いつ役場からの立ち退き命令があっても 言い逃れが出来るようにと 区の境の道を隔てて存在する
福井区の土地を無理やり買い取ることになった。家が建って狭くて通りにくくなった道を 横にズラして通れるように 何とか解体せずに済むことを考えたようだ。
本来 いかなる理由があっても 区の境の基準となる道を勝手に変えてしまうことは 後で隣の住民達に測量時に色々と問題が出てきて
迷惑をかける恐れがあり
やってはならない事である。
家を建て直す時まで
(一時的に道の幅の分をズラして空けておく)というキチンとした書類があればいいとして
そのズラした分は買った土地からは差し引いて キチンと測量すべきである。だが その出た分を全く考慮入れないで 意図的に 旅館の屋根から
道の幅の分と 買った土地の分を 確保して 自分達だけで勝手に測らせていった為に 近隣の福井区の土地が ズレた測量の分だけ
そのシワ寄せが起きて 狭くなっていった。
本来の区の境の道を基準にして測るべきことをしなかった為に 周りの家の土地が理不尽に削られてしまうことになった。道の基準が歪められ
身勝手な人間の測量によって 隣人たちの土地を略奪していく結果になった。
本来 測量は隣近所の家の人たちの立会いの元に 公正に測量をすべきなのに 父や母が居ない時に 年寄りの 何も判らない祖母のゼンを呼びつけて
無理やり不法な測量の場に 立ち会わせたという形にした。
悪い隣人の策略により
測量士達は言われた通りに 完全に間違った境界の線を決めていった。その悪どいやり方の影響が今も残っている。「奪ったものは絶対に返さない」と言わんばかりに 我家のブロック塀にピッタリと寄せて小屋を増築している。そのおかげで
屋根の雨が流れ込んでくる。
裏の家の横暴なやり方から
色んなシワ寄せや歪みが生じてくる。今でも隣接して建てた小屋から漂ってくる湿気。大雨が降る度に屋根から雨水が勢いよく流れ込み
トイから雨水が溢れ出し ブロックを濡らし 湿気が小屋に滲み込んでくる。敷地を奪われた上に 裏の小屋の湿気の災難の為に 起こり
一年中 湿気とカビに悩まされている。
倒壊危険の原因の雨水による被害は三方向から攻めて来ている。
雨どいを付けずに我家に隣接して建てた両隣の小屋の屋根の影響である。両隣の建てた昔の倉庫。吉村邸 それから立藤邸の小屋について説明。
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